糖尿病の治療法はどのようなものでしょう。
糖尿病は高血糖の状態が続いてしまうものですから、血糖値を下げること、血糖値を正常値に近づけることが治療となります。
どの治療法も耳にしたことがある人が多いと思います。
食事療法、運動療法、薬物治療などです。
知人の兄弟が糖尿病にかかった時も、まず病院に親御さんが呼ばれて、食事療法について詳しい説明を受けたと聞きました。
食事療法は、食事の量、カロリー、糖質などに注意して、高血糖にならないようにコントロールするものです。
運動療法も運動不足で高血糖にならないように、適度な運動で血糖値を正常値に近づけることです。
高血糖になってしまった場合、血糖値を下げるためにまずは運動が必要になります。
これは空腹時の血糖値が下がっている時間帯に行うと逆に低血糖になってしまうことがありますから、空腹時は避けた方がよいでしょう。
しかし、自分で勝手に決めて始めてしまってはいけません。
血糖値が高いと診断されたら、まずは医師の指示にきちんと従って運動を始めることです。
特に糖尿病患者で薬を服用している人は、運動によって低血糖に陥りやすいので注意が必要です。
特に激しい運動をする必要はなく、ウォーキングや体操などでよいのです。
今日はちょっと食べ過ぎたからいつもより激しい運動をしようなどといったことは禁物です。
気が向いた時だけするのではなく、毎日決まった時間に続けることが大切です。
糖尿病になりやすいメタボな人など、運動が苦手な人も多いでしょう。
ウォーキングや体操ならいつでも誰でもできます。
そして、ウォーキングや体操などの有酸素運動が血糖値を下げるのです。
普段はウォーキングで、天気の悪い日は体操といったようにうまく組み合わせるのもよいですね。
朝食を食べた後、出勤する際にできるだけ歩くだけでもウォーキングになるでしょう。
お年寄りがある日突然ウォーキングを始めて倒れてしまったというニュースを目にすることもあります。
運動はよいことですが、何よりもまず、健康のために運動を始めようと考えるより、自分の体の今の状態を知ることが大切です。
薬物治療もテレビなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
血糖値を下げるための飲み薬(経口血統降下薬)を服用する必要があり、インスリン注射でインスリンの分泌を助ける必要もあります。
飲み薬も注射も毎日毎日欠かさず一生続けなければいけません。
続けることをやめてしまったら取り返しのつかないことになってしまうからです。
そして薬物療法では、どちらも薬や注射の効果により低血糖になってしまうこともあります。
よくテレビで目にしませんか?
糖尿病の治療をしているのに、角砂糖などの糖質をとってコントロールしている患者さんを。
常に高血糖の状態を防ぐために血糖値を下げ、それにより低血糖になってしまうこともあるのです。
糖尿病は人によって症状も治療法も様々でしょうが、一度かかってしまうと常に自分の体と生活に注意しながら一生を過ごさなくてはいけなくなるのです。